特にこれと言って書きたいことがあるわけではないですが


なんとなしに書いてみようとおもいます


「人は生まれたときから心の中に蛇を飼っている」
ということばをききました

蛇とは業の象徴のような存在とのことです


はなしは旧約聖書の創世記にまでさかのぼります

エデンの園にはアダムとイブが暮らしていました。

アダムとイブは、神様から、エデンの園の中央の木になっている実だけは、食べてはいけないよ〜と口を酸っぱくして言われていました

ある日、神様のいないところで、裸のアダムとイブに向かって、蛇が現れこういいました

「その実を食べてごらんなさい」

アダムとイブはむろん抵抗しました

あー!そんなこといったらダメなんだ〜!神様から、食べるのは絶対によしなさいって言われたんだい

そうすると、つぎに蛇はこう言いました。

「"本当に"神様は、食べてはいけない」といわれたのですか

このことばがアダムとイブから正常な判断力を奪ってしまいました

「"本当に"」

そう言われると...う〜ん、思い過ごしかも...やっぱり...そんなことこれっぽっちも言われてないような気もしてきた...やけに光沢もあるし、食べてみようかな...


神様との約束を破ったアダムとイブはエデンの園を追放されてしまいました

こういうお話ですが、蛇は昔から誘惑の象徴という見方をされてきたようです

ぼくらヒューマンは誘惑に移ろいやすくものごとを選択する基準は実に不安定なもので、少しの誘惑に流されてしまうことがたくさんあります


蛇がこう囁くのです
「"本当に"?」


「放課後なんだからリコーダー舐めちゃえよ」
「Amazonの再配達の時間指定してるからなんなの?予定入れちゃえよ」
「応用問題できてなくてもいいよ、提出しちゃえよ」

誘惑に負けそうになったら思い出してくださいそれは全部蛇の囁きです