2013年01月

おばんです、いまはパソコンからこの日記を書いています。

乳児のときにはあんなにも満足に使えなかった両手なのに、いまとなっては両手を器用に使い、キーボードを使いこなしているのです

時の流れにただただ頭が下がるばかりです

なんの意味もなしに思いつき一つで始めたこの電子日記ですが、なんせ書くことがありません

Twitterの短さだからあんなに書くことがありましたが、まとまった記事を書くのは予想外に骨が折れると言うものです

ぼくはもう面倒くさくなってきました

どこの馬の骨がみているかもわかりませんが、別にだれが見ていようとどうってことは書いていないので、気が向けばのんべんだらりと書いていこうと思っています

そう考えると、高校の時、女子高生は毎日のようにこぞって自分のコーディネートをパス付きで投稿していましたが、頭が下がります

よくもそんな 自己顕示欲の塊のようなことができたものだ!
しかし、まあまあオシャレなファッションだと、ぼくはぐうの音もでません

 お言葉ですが、

ここ最近、Huluで見つけた腰を抜かすほど面白いウォーキングデッドという海外ドラマが人気を博しています
ゾンビが題材の映画なんてどれも二番煎じで、人気なんか博しっこないとたかをくくっていたら、これがまあ~面白いの

上手にPRできないので割愛しますけども、見ている人同士で集まって、懇親会をしたいくらいだよ
といっても、ぼくは内容をほとんど覚えていないから、だんまり決め込むことは想像に難くありません



万札を燃やして、どうだ 明るくなったろう?っていってみたいなあ

人の意見はありがたく受け取って、家に帰って捨てろ
という言葉が僕は好きです



語弊があるかもしれませんが、人の意見なんて間に受けちゃダメだと思います


思い思いの立場があって、立場が違えば見える角度も違うんだから、お互いの意見には死角があるし、

本人にしか見えない価値があるのです


だから、君は間違ってる!僕のいう事が正しい!って言われても

そりゃあそうですよねえ〜としか言い返せません

だって、その人にとってはそれに価値を感じてそれを正しいとおもってるんだもの

何に価値を感じるかなんて、人と合わせられはしないし、そんなものどうだっていいんだから

それに、どっちも正しい意見なんだから、あとは自分に合うか合わないか、好き嫌いで決めるだけだもの


もちろん、確かになあって頷けるものはいったん呑み込むべきだし、そういうものはすごく大事にすべきだけれども

自分の中で、他人には理解されなくとも、自分が一番納得してるものがあればそれがすべてだとおもいます

そもそも、全員に理解されようなんて態度はおこがましいですし、わかってくれる人だけわかってくれればいいって思えれば、それで十分じゃないんでしょうか



自分が選んだ環境で、自分の好きなように振る舞えばいいんじゃないでしょうか

シロクマが山に住めなくて北極を求めることに、誰が文句を言えるでしょうか





もちろん、自分なりの正しさが底にある事が必要だし、人に迷惑はかけまいくらいの心構えは必要だけども!


ここだけは絶対に外せないってものさえ押さえられれば、あとは本当はもっとどうなったっていいと思うんだよな


アドバイスをくれる人の言葉は、ありがとうございますとニコニコ聞いて、これは自分には合わないなと思ったら忘れればいいのです


それで揺らされる価値観ならたぶんあとでいろいろなことに気づくし、ああ、やっぱり間違ってたんだと思えるし、

けども自分の軸のようなものが揺らされて振られたことはとてもいい経験になるとおもいます


Sの女王様はMを経験していないとなれないというし、本当に前向きな人は、一度後ろ向きな自分というものを知っているとおもいます


淡々と好きなようにやってるのが一番いいなあ

人生には、やってみたいな、こんなシチュエーションでこんなことが出来たらいいなということがたくさんあります。


しかし、なかなかそんなお鉢が回ってこないというのが悲しいかな現実です


ぼくが一番憧れるのは、昔の恋人と写っている写真立てを涙交じりの作り笑いでそっと裏返すあのシーンです

 
自然にあんなシーンが訪れるものなのか、乞うご期待ですが、このシーンは誰も見ていないところでやるのがセオリーなので、やったところで自分しか見ていません

まさか他人に「ねえねえ!オレ泣きながら写真立て裏返してやったんだぜ!」と自慢するわけにもいきません、友達に、キツネにつままれたような顔はさせたくはないのです

他にも、酒びたりの父さんに暴力を振るわれながらも、息子の僕をかばうために、反抗せずに作り笑いをする母さんが陰で泣きながら僕の弁当を作っている中、僕に泣いているところを見られるとすぐに笑顔を作る母さんに

「かあさんはいつだってそうだ!」っていうやつや、

「頼むぜ、相棒...!」っていいながら青いコードを切るシーンなど、枚挙に暇がありません。こんなものは氷山の一角です

ところがどっこい、父さんは酒が嫌いなうえに虫一匹殺せない優しい性格ですし、爆弾のコードなんて自分では切りたくありません。他人に切らせます、ぼくは責任を負いたくないからです
そのうえ友達には、「こんなこたぁいいたかないけど、あのコード切ったのオレなんだぜ」とこっそり耳打ちするようなひねくれ根性です


こんなことではこんなシーンは一生巡ってきません

これは、皆さんが産まれる うんと前のお話です。もう二度と こんなことあっちゃならねえ、そう思うんです。



ある村に、光夫っちゅう男がいました。



光夫は、生まれつき体が弱く、引きこもりがちだったせいか、いつもぽつんと一人でいました。




このままじゃいけねえって思っても、口べたで、仲間の輪にさえ入れず、友達の一人さえいませんでした。




そんなもんで、村の若い奴らは、みんなして光夫さいじめました。でもそんなとき、光夫のことをいつも助けてくれる、ヒーローがいたんです




名前を、杏ちゃんといいました。杏ちゃんは女の子なのに、腕っぷしが強く、村のだ~れも杏ちゃんには勝てませんでした。


「おい光っちゃん、あんな奴らに負けるんじゃねえよ!あんなやつら、頸動脈切っちゃえば、イチコロなんだぜ!?」

「へへっ、やっぱ杏ちゃんは僕のヒーローだ!」

「バーか!普通逆だろ?」

二人「アハハハハハハ!」




気付けば光夫は、杏ちゃんに恋をしていました。真っ暗だった光夫の生活に、柔らかな光が差しました。




そんな何気ない毎日に、 暗雲が立ち込めます。






村長からのお触れがありました。


杏ちゃんが、村の生贄に、選ばれたんです....



この村には、古くからのしきたりがあります。



100年に一度、村で一番若く、そして一番強い人間を、山の神に差し出さなければならないのです。 




杏ちゃんはみんなから慕われていました。だから、みんなが反対しましたが、


村長の命令には逆らえません。大きな声をあげていた村の衆も、すぐに黙ってしまいました。





光夫「杏ちゃん、嫌だよ、死なないでよ、オレ一人だけ残していくなよ...ウッ..ウウウウゥ...」




杏ちゃん「なんだよみっちゃんまた泣くのかよ!これじゃ安心して山の神様のとこいけねえじゃねえか!あたいは大丈夫だよ、それよりそんなしょぼくれたツラしてないで、あたいがいなくなったらあんたが村を守るんだよ。みっちゃんはまだ若い。みっちゃんは村の未来なんだ、あたいがいなくても、負けんじゃねえぞ」

そういうと杏ちゃんは、後ろを向いてしまいました



 ぼくにはわかっていました。



杏ちゃんが、泣いているってこと。


だって、あんなに頼もしかった杏ちゃんの肩が、小さく小さく 震えていたから。





もう お気づきの方もいると思います。

光夫は、僕です


僕は、決心しました。


僕はいつも杏ちゃんに守られっぱなしだった。次は、僕が杏ちゃんを守る。



杏ちゃんは18、僕は16。ぼくが杏ちゃんより強くなれば、僕が生贄になる。

そうすれば、杏ちゃんを、守れるんです。


僕は、本当に弱かった。そう決めたはいいものの、僕は自分が生贄になることの恐怖に耐えきれず、その日は眠らずに夜を明かしました。小鳥のさえずりが聞こえる、そのときまで。



でも、大切なものを守る為なら、ぼくは初めて、強くなれる気がしたんです。
自分じゃない、他の誰か、いや、杏ちゃんのために。



 次の日から、血のにじむような特訓が始まりました。

想像を絶する毎日でした。しかし



僕の頭にはいつも杏ちゃんがいました。杏ちゃんを思う気持ちが、僕を動かし続けました。




杏ちゃんが生贄になる前日、僕は杏ちゃんに会いに行きました。小さな小川の、立ち並んだ桜の木の下で佇む杏ちゃんは、ちょっぴり弱い女の子に見えました。

杏ちゃんは、不安で肩を震わせながらも、 精いっぱいの作り笑顔を見せてきました。

僕は、胸が張り裂けそうでした。 

杏ちゃん「ようみっちゃん、あんた修行してんだって?私の代わりに生贄になるんだって、村のみんなの噂になってるよ。あんたバカなところは変わんないね!生贄になれるのって、女の子だけなんだよ!...体つきだけ男っぽくなっちゃってさ...でも...ありがとな」


ぼくにだって、それくらいはわかっていました。でも、せめて、強くならないと、杏ちゃんを見送る資格なんてねえって、そう思ったんです。

私は、この村では誰よりも強い男になっていましたが、杏ちゃんの前では、誰よりも弱い男でした。


二人は大声をあげて泣き、抱き合いました。

僕たちはそっとそっと、キスをしました。



それはとても長く、とても短い時間でした。



泥だらけだった僕の人生が、少しだけ光った気がしました。

辺りの蛍の光が、僕らにオーバーラップして見えました 





次の日、どうしたものか、杏ちゃんが生贄になることはありませんでした。








どうしてかというと








なんかすげえ強くて若い女が引っ越してきたんです(笑顔)





なんか米軍基地でずっと指揮取ってて、軍事命令で配属されたみたいなんだけど~




その女豆鉄砲食らったハトみたいな顔してました~そりゃそうだ~引っ越してきて30分で生贄だもん~




一番強いんだから仕方ない!文化は私達の手で守っていくべきだ!!!







あっ、僕杏ちゃんと結婚していまでもそのときのことは笑い話ですぅ~あの人可哀想~って!ウフフフフフフフ

僕は情緒と風情あふれるこの国ジパングが大好きです

特に、鎌倉や京都のような、日本の顔とも言えるべき風流な街並みや、北国の、雪を羽織ったような街並みに杏子色の灯りが反射して見せる息をのむほど綺麗な景色などなど、挙げ始めれば枚挙にいとまがありません

しかし、外国人、とりわけ欧米人や南米人にはコンプレックスを持っています

どれだけ一生懸命あがいたところで、彼らの足下にも及びません。

ウーマンならともかく、日本人男性が彼らにかっこよさで勝つことは極めて不可能に近いのです

彼らとまったく同じように、連夜連日日中夜問わずオージービーフやスパムだけをむしゃむしゃと食べ、 友達が出来ればすぐにパーティーを開き、ジーンズと白シャツだけで着こなし、喋れもしない外国語を2、3フレーズ知ってるだけであたかもすべて喋れるとうそぶき、自分の名前を書いたアメリカンコーヒーの入った紙コップを持ち歩く生活を欠かすことなく500~600年続ければ、ややもすると遺伝子がほんの少し彼らに近づけるかもしれません

しかし彼らは、やることなすことが様になっているので、ぼくら日本人が彼らのライフスタイルを真似てみたところでどうにもなりません

ハロウィンのような仮装パーティーを見てごらんなさい。
外人がやるとなんだかかっこよくても、日本人がやると途端にチャラく見えて、安っぽく見えてしまいます。
そして輪をかけてマナーが悪い場合は、極めて下品なので、僕は、日本人なんだからあんなことよしゃあいいのになあ~と思ってしまいます

ハロウィンの日は家にこもって百人一首でもやっている文化ができるといいなあ



でも、日本人にだっていいところはあります。




どこが特別にどうってことはないんだけれど

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